第32回研究会
日 時: 平成31年3月10日(日)13:00~16:00(受付 12:15~12:50)
会 場: 川崎医療福祉大学 本館6階 6351教室
会 費: 会員は無料(年会費2,000円要)、非会員は2,000円
テーマ: 「できることから始めてみよう! 視覚リハビリテーション」
講 演:
1.医療現場における視覚リハビリテーション
ツカザキ病院 正条 智広 先生
2.就労支援における視覚リハビリテーション ―視覚障害者の自立支援―
国立吉備高原職業リハビリテーションセンター 長谷川 秀樹 先生
3.視機能低下による困難を有する方を支える連携について ―自立支援を提供するために―
くらしき健康福祉プラザ 長尾 長彦先生
岡山県立盲学校 岸 哲志 先生
正条先生には、患者のために視能訓練士でも指導できるADLの技能や工夫、
知っておくべき歩行(移動)に関する技能など事例を踏まえてご講演頂きました。
長谷川先生には、視覚障害者への就労支援を実施している職業能力開発施設の紹介、
具体的な職業訓練やカリキュラム、職場復帰までの流れなどを事例を踏まえてご講演頂きました。
長尾先生と岸先生には、福祉事業と保健、医療、教育機関などとの有機的な連携の重要性、
視機能低下により日常生活に困難を有する方と「共に生き、共に考える」ということの
大切さをご講演頂きました。また、視機能低下した方から生活に困ったことや感じたことを
生の声で聴かせて頂き、大変貴重な時間になりました。
「できることから始めよう!」というタイトル通り、自分にもできることがあることに気づき、
「明日からやってみよう!」という気持ちになった参加者も多かったのではないでしょうか。
会員の皆様のご要望にお応えできるように今後も努めて参りますので、本会を何卒よろしくお願い致します。
参加者38名